大阪かばんブランド認定企業をご紹介いたします。
今回は大阪市淀川区に工房をかまえる『 鞄工房親和 』さんです。
自分の鞄を売っていきたいという思いからOEM製造→自社ブランドバッグ制作へ
鞄工房親和さんは1937年に沖縄から大阪に出てきた創業者が鞄製造「親泊商店」開業したところから始まりました。
同社は長年にわたり株式会社の形態で大手鞄メーカー専属工場としての役割を担ってきており、昭和28年には業界初のナイロンを使ったバッグ開発に尽力され、昭和31年には製造したバッグを昭和天皇が天覧されています。
その後もコツコツとOEMメインで頑張ってきましたが先代の他界をきっかけに株式会社親和を解散。
現在は事業継承という形で個人事業として鞄工房親和を2020年に開業されています。
鞄工房親和さんのバッグは「僕ら、めちゃくちゃ丁寧に作っています」という言葉のとおり熟練の職人がひとつひとつ丁寧に手作業で精根を込めて縫製しています。
流れ作業でも大量生産でもなく、同じ鞄でも1本1本個々の味がある・・・ そんな鞄作りを目指されています。
「うちのは、アート作品ではなく商品」と語るそれらのバッグは珍しいデザインではなく、実用的で使いやすく、かつ丈夫で長期間使い続けることが大前提。
また、“軽くて、シンプル”という軸も大事にして鞄造りを続けられています。
そして鞄工房親和さんでは鞄教室を開催し、自分で鞄を縫い、鞄作りの工程や丁寧な仕事に触れてもらう機会も作ってらっしゃいます。
youtube「ぱくさんの鞄チャンネル」を開設したり、今までやってなかった事にも挑戦中。
これからもワークショップなど色々と楽しいことを企み中だそうです。
鞄工房親和さんのオリジナルブランド 「ぱくさんの鞄」はネットショップ ・ イベント出店等で販売中。
実際に製品を手に取って、長年培ってきた「 技術力 ・ 縫製術 」と工房主の鞄に対する熱い想いを是非感じてみてください。
鞄工房親和
代表 親泊 孝治 (しんぱく こうじ)
住所 大阪市淀川区塚本1-4-2
TEL 06-6301-4841
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